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2023.3.2# ブログ

Twitterで画像処理AIのデータセット作成について聞いてみました

建物やお店の入り口にある体温計カメラ,実は体温を計る以外にも顧客分析をしているとかしてないとか(聞き流してください)
人や物の動きをデジタルで把握するために欠かせないのが,AIカメラですよね.
この中には画像処理AIが組み込まれていて,撮れた画像のどこに何があるのか,どこに人がいるのか,どんな姿勢なのかなどを判定します.工場の物品検査の異常検知にも使われますよね.

その画像処理AIを作るためにはデータセットが必要です.
が,これが大変なので,専門の業者さんがいたりしますよね.

そこでちょっと気になったので,この3つの質問をしてみました.

  • データセットを作るにあたりお困りごとはどれですか?こっそりお聞かせください
  • 画像処理AIを学習させるためのデータセットの外注をするとします。予算を多くかけるのはどれですか?こっそりお聞かせください
  • 丁寧に画像データセットを作成するために,一番注力したいのはどこですか?選択肢になければこっそりコメントで教えてください!

※一番上の質問は枠が広くて,文章データやテーブルデータ,時系列データなんかも含みそうですが,教師データの一般的な回答ということで画像データにも当てはまるという認識で話を進めます.


投票結果です.

データセットを作るにあたりお困りごとはどれですか?こっそりお聞かせください

※左側が生データですが,困ってないを設けたために偏ってしまったので,困っている部分だけに絞ってまとめたのが右側です.

画像処理AIを学習させるためのデータセットの外注をするとします。予算を多くかけるのはどれですか?こっそりお聞かせください

丁寧に画像データセットを作成するために,一番注力したいのはどこですか?選択肢になければこっそりコメントで教えてください!

コメントとして,「教師データ作成マニュアルを作成して作業者間での判断基準のずれをなくす」というものがありました.
※簡単のために表現を一部変更しています

アンケート期間はそれぞれ,2022年1月10日〜13日,2022年14日〜17日,2022年1月21日〜23日になっています.
アンケートに回答した対象によって回答の内容は異なると思います.

なので,何かの参考の足しになれば,くらいの気持ちで見てください.

ちなみに,広告を打ち出したのはこの記事と同じアカウントになります.
※ただし,1つめのアンケートだけもう少し広い範囲に打ち出しています.

この記事を書いた人

株式会社テクノセンド

株式会社 テクノセンド

画像データの生成技術を使ってデータセントリックなAI開発を行なっています.大学発の企業としての利点を活かし,大学側で研究を進めて,その成果をビジネス側で社会に還元しています.